新規流入後に課金したユーザー、今はどんなユーザー?
初期に課金したかどうかだけでは、そのユーザーがその後も活動し、価値を生み出しているかは分かりません。Hive Analyticsでは、セグメントで新規流入後に課金したユーザーをまとめ、ユーザー活動追跡でそのユーザーの最新のユーザー分類タイプと主要情報を比較できます。さらに個別ユーザーのイベントを時系列で確認すれば、現在のタイプに至るまでにどのような活動が続いたのかを具体的に把握できます。
初期の課金だけでは分からないユーザーのその後の価値
ゲームに初めて流入したユーザーが早い段階で課金したなら、ポジティブなシグナルと捉えられます。しかし初期の課金の有無だけでは、そのユーザーがその後も継続してログインし課金したのか、現在ゲームにどれだけ貢献しているのかは分かりません。
同じ時期に流入して課金したユーザーでも、その後の活動はそれぞれ異なります。継続してゲームを利用し高い価値を生むユーザーに成長する人もいれば、課金後に活動が減ったりゲームを離れたりする人もいます。初期行動の意味を判断するには、対象ユーザーの現在の状態とその後の行動をあわせて見る必要があります。
Hive Analyticsのユーザートラッキング
Hive Analyticsでは、セグメント、ユーザー分類、ユーザー活動追跡を組み合わせることで、特定の条件に当てはまるユーザーが現在どのタイプに分類されているかを確認し、そのユーザーがどのような活動の流れをたどったかを見ることができます。
セグメントは、属性条件を組み合わせて分析対象のユーザーを1つのグループにまとめる機能です。アクセス・購入・プレイ・ユーザー情報などから確認したい条件を選ぶと、その条件を満たすユーザーだけを分析対象として切り分けられます。
ユーザー分類は、ユーザーのゲーム内活動と購入データをもとに活動力と購買力を区分し、その組み合わせによって6つのタイプに分類する指標です。複数の基準に当てはまる場合は上位のタイプに分類されます。
- クジラユーザー:活動力と購買力がともに高いユーザー
- イルカユーザー:活動力と購買力のうち1つ以上が高いユーザー
- ミドルユーザー:活動力と購買力のうち1つ以上が普通のユーザー
- ライトユーザー:活動力と購買力がともに低いユーザー
- 無課金ユーザー:活動力に関係なく購入履歴がないユーザー
- 新規ユーザー:購買力に関係なく基準日当日に初めて流入したユーザー
ユーザー活動追跡は、セグメントで構成したユーザーの最新情報を比較し、特定のユーザーが発生させたイベントを時系列で確認する機能です。個別ユーザーの画面では、選択した期間の最終日を基準としたユーザー分類タイプとユーザー情報をあわせて確認できるため、過去に特定の行動をしたユーザーの現在のタイプとその後の活動を結びつけて見ることができます。
新規課金ユーザーの現在の状態と行動を確認する
まず条件に合うユーザーをセグメントで抽出し、ユーザー活動追跡で現在のユーザー分類タイプを確認したうえで、個別のユーザーがその後どのような活動を続けたかを見ていきます。
新規流入後に課金したユーザーを抽出する
同じ期間に新規ユーザーであり、かつ1回以上課金したユーザーを見つけるため、セグメントでPeriod New User(期間新規ユーザー)とPeriod Purchase Count(期間購入回数)の条件をあわせて設定し、セグメントを作成します。この記事では、このセグメントの名前をNPU(New Paying User、新規課金ユーザー)としました。この条件は選択した期間内に新規流入と課金の両方が発生したユーザーを見つける方法であり、初回ログイン当日に課金したユーザーだけを意味するものではありません。
現在のユーザー分類タイプを確認する
次に、ユーザー活動追跡でNPUセグメントをユーザーグループに追加します。そのグループに属するユーザーのユーザー分類タイプ、LTV、総ログイン回数、アカウントレベル、プレイ時間などの最新情報を1つの画面で比較できます。
これにより、初期に課金したユーザーのうち、現在クジラ・イルカタイプに成長したユーザーがいるかを確認し、VIP管理や追加分析が必要な対象を選べます。
ユーザーの行動の流れを見る
続いて、個別ユーザーの活動の流れを見るため、ユーザー活動追跡でイルカに分類されたユーザーを検索します。検索したユーザーを選択すると、そのユーザーが発生させたイベント、日別の活動数、選択した期間の最終日を基準としたユーザー情報をあわせて確認できます。活動フローでイベントの発生日時をクリックすると、そのイベントの詳細な属性値も確認できます。
初回課金の後にログインと課金が繰り返されたか、どのコンテンツや通貨を利用したかを見ると、現在のユーザータイプに至るまでの活動の流れを具体的に把握できます。こうした結果は、個々のユーザーの行動を理解し、似た特性を持つユーザーの管理方針を検討する参考資料として活用できます。
Hive Analyticsを始めてみる
初期の行動が似ているユーザーでも、時間が経つと異なるタイプに変化することがあります。セグメントで分析対象を構成し、ユーザー活動追跡で現在の状態と個別のイベントを結びつけて見ると、初期に課金したユーザーのその後の価値をより具体的に理解できます。
Hive Analyticsは、Hive SDKで収集したゲームデータをもとに、条件に合うユーザーグループを構成し、個々のユーザーの活動の流れまで確認できるゲーム特化型のアナリティクスソリューションです。今すぐHive Analyticsで、関心のあるユーザーグループの現在の状態とその後の行動を確認してみましょう。